2025年7月16日(水) の JR 東海社長会見「【社長会見】混雑する駅での自動搬送ロボット活用に向けた技術開発について」において、来栖川電算が JR 東海様と研究開発してきた「大規模人流計測システム」が紹介されました。ニュースリリース記事に記載されている通り、本システムは JR 名古屋駅コンコースを走行する自動搬送ロボットの安全性やお客様の流動に与える影響を継続的に監視するためのものです。JR 名古屋駅コンコースは「太い柱が立ち並び広い範囲を見通せない」「時間帯によっては肩が触れ合うほど人が密集する」という人流行動解析することが難しい空間です。我々は、巧妙に配置した LiDAR センサー群を用いてこの空間をセンシングし、死角のない高密度な3次元点群(記事に掲載されている画像)を収集し、高品質な人流行動解析を実現しました。今年度は本システムを用いて自動搬送ロボット活用に向けた実証実験を行います。ご関心をお持ちの方は続報をお待ちください。
JR 東海様のニュースリリース
SensoriZ との関係
大規模人流計測システムはエスカレーター見守り君と同様に SensoriZ(来栖川電算製センサープラットフォーム&サービス)を応用して作られたものです。SensoriZ にご興味をお持ちの方は下記の資料をご覧ください。