いつもBlogを書いてくれるShoujiに代わり、今日はスタッフのDoiが共同研究のお話をします。

共同研究テーマについて

過去の弊社ニュースでも触れていますが、2年ほど前から津田塾大学・栗原先生と共同研究をさせていただいています。テーマは “ディジタルゲーム拡張用ミドルウェア GameControllerizer” というもので、ゲームの利活用を促進するためのお助けツールという位置づけです(紹介サイト)。

論文が採択・公開されました!

さてこの度、上記ミドルウェアについてまとめた論文が、情報処理学会論文誌(2020年11月,エンターテイメントコンピューティング特集)に採択・公開されました。
もともとは “社にある認識技術を使って、モーションで格闘ゲームを遊べるシステムを作るぞ!” というくだらないハックが出発点でしたが、ともに活動していただける方に出会い、形を変え、ついにはこんな結果につながるとは…と自身も驚いています。
本業を抱えながらここまでやり切れたことを嬉しく思うと同時に、支えてくれた同僚、役員、コミュニティの友人に感謝しています。

いろんなことをやりました

なによりこの活動の過程で、学会発表や論文発表はもちろん、コンテストやイベントへの参加、オープンソースソフトウェアの開発と公開、小型基板の量産と販売、ロゴやチラシのデザイン、果てはTV番組で紹介いただくなど、モノ作りに関わるいろいろな経験をさせていただいたことは、大きな学びとなりました。

この話を、先日開催された社内の活動報告会で紹介したところ、「面白い!」「(外に出ていくことで)こんな展開もあるのか!」と多くのスタッフが興味をもってくれたことは嬉しかったです。本業と並行し課外活動を推進するのはとても大変ですが、これからも外部の方との協業を積極的にやっていきたいと改めて思いました。

来栖川電算では、多様な人や技術と関わっていくことが好きな仲間を募集しています。

詳しく話を聞きたい方・会社の様子を知りたい方は、ぜひ採用応募ページをご覧頂ければと思います。