「心理師面談の運用」シリーズです💊
前回はこちら→心理師面談の運用 その33 適応障害について
今月の一言
3月後半から気温がぐっと上がり、いつの間にかお花見の季節になりました🌸
まだ日中との寒暖差が大きくはありますが、冬の間運動習慣が途切れてしまった方はそろそろ軽い運動から再開していきたいですね。
今月のコラム~PTSDについて①~
今回は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を取り上げます。近年研究的にも臨床的にもホットなテーマであり、筆者も学び続けています。
定義と症状
PTSDというワードは一般にもだいぶ知られるようになったと思います。命が脅かされるほどの精神的衝撃を受ける体験に晒されたことで生じるストレス障害のことをいいます。
例えば、災害・性被害・暴力などの被害に直接遭ったり、身近な人が巻き込まれる場面を目撃したりすることが契機となります。
衝撃的な体験をして心理的に動揺するのは自然な反応ですが、その程度が著しく、一定期間以上持続し生活に支障を及ぼしている場合に診断されます。
症状として特異的なのは、やはりフラッシュバックでしょうか。
一般でも使われる言葉になりましたですが、PTSDにおけるフラッシュバックは「あたかも当時に戻ってありありと再体験しているような」恐怖感を伴うものです。
今回はこの辺で。次月に続きます。
最後までご覧いただきありがとうございました。