弊社では、毎週金曜日にバータイムを開催しています。
バータイムとは、
「金曜の夜だしお酒でも飲みながら何か話そう」
という感じの、軽いLT会・雑談会といったイベントです。
2/21のバータイムで、「品質道場」の活動紹介・PR会を開催しました。
今日は その様子を紹介します。
そもそも品質道場とは?
以前のブログで、「品質についてあらためて考えてみようの会」を取り上げました。
この会では、バータイムの時間を使って
- ● 「いいソフトウェア」とはなんでしょうか?
- ● 「品質」とはなんでしょうか?
- ● 「来栖川電算として最低限達成すべき品質」とはなんでしょうか?
などをディスカッションしました。
この会をうけて、来栖川電算の中で有志を集めて「品質の高いソフトウェアを来栖川電算で作っていくにはどうするか」を考えていく特命課が結成されました。
これが品質道場です。
2/21のバータイムで話したこと: 「品質の定義ってあるの?」
さて、品質道場の活動紹介として 第1回品質道場ミーティングで話されたことが共有されました。
それは「そもそも品質の定義ってあるの?」でした。
じつは、ソフトウェアの品質を表す国際的な規格として、以下3つがあります。
- ● ISO/IEC 25010:2023 製品品質モデル
- ● ISO/IEC 25019:2023 利用時品質モデル
- ● ISO/IEC 25010 データの品質モデル
たとえば ISO/IEC 25010:2023 では、以下のような観点で品質を定義していることが紹介されました。
- 機能的適合性: 意図された機能要件をちゃんと満たしているか
- 性能効率性: リソースを効率的に活用して期待通りの性能を発揮するか
- 互換性: 複数のシステムやプラットフォーム上で動作するか
- 使用性: ユーザにとって使いやすいか
- 信頼性: 安定して動作し、エラーや障害が最小限に抑えられ、回復できるか
- セキュリティ: 悪意あるアクセスからデータやシステムを守れるか
- 保守性: 変更や習性が容易か、捕手をスムーズに行えるか
- 移植性: 異なる環境やプラットフォームに容易に移植・設置できるか、バージョンアップが容易か
これらの品質指標について、全部を100点満点で守ろうとするのは現実的ではありません。何を優先すべきか・最低限はなにか、などを考える必要があります。
また、品質だけでなく費用( Cost )や納期( Delivery )とのバランスも考える必要があります。
というわけで…
今後の品質道場の活動
来栖川電算で「いいソフトウェア」を「楽に」作るための方法を考えながら、スキルアップを目指していきます。
品質道場の活動に動きがあり次第、またお伝えしようと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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