「心理師面談の運用」シリーズです💊

前回 心理師面談の運用 その10 ~糖尿病について~


今回は、主に2月の心理師面談の印象・「脂質異常症」について 心理師にインタビューした結果をまとめました。

Q. 2月中の面談について、変化点や気づいたことはありますか?

A. 年度末が近く、納期間近という方もいらっしゃりお忙しい方が多かった印象です。

また、今月は年に一度のストレスチェックも行いました。この機会に改めて自分自身の体調について振り返る機会にしていただければと思います。

今月のコラム ~「脂質異常症」について~

先月に続き、生活習慣に関わる身近な病気について簡単に取り上げていきたいと思います。今月は「脂質異常症」についてです。

脂質異常症とは

「脂質異常症」という名前を初めて聞いた方もいるかもしれません。以前は高脂血症と呼んでいましたが、2007年に名称変更されました。脂質異常症とは、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が多すぎる、または善玉(HDL)コレステロールが少なすぎるなどの状態を指す病気です。

発症要因

脂質異常症の発症には、食べ過ぎ、運動不足、肥満、喫煙、アルコールの飲みすぎ、ストレスなどが関係していると言われています。また、遺伝的な要因が関与する場合もあり、「家族性高コレステロール血症」と呼ばれます。血のつながった家族に脂質異常症の方がいたり、55歳未満(男性の場合)または65歳未満(女性の場合)で心筋梗塞を起こした方がいる場合、家族性高コレステロール血症の可能性が高くなると言われています。

症状

この病気は自覚症状がほとんどありません。症状がなくても動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳梗塞など大きな病気に繋がる可能性があります。

予防・対策

健康診断の「コレステロール」や「中性脂肪」の検査数値に変化があり要精査となった場合、一度病院できちんと検査を受けることが勧められます。基本的に重要なのは生活習慣を整えることですので、食べ過ぎや運動不足には普段から気をつけましょう。