今日は、新しく発足した社内活動「オンボーディング特命課」についてお伝えします。

そもそも特命課とは

社員有志が集まって「これ、問題だよね」と思っていることを解決していく取り組みです。
過去に このブログ記事 でも紹介させていただきました。

なんでオンボーディング特命課になったの?

上記ブログの中に「マインドスキル( in 心理的安全性 )」という特命課活動が紹介されています。
この特命課が更に発展して、現在は「オンボーディング特命課」となりました。

経緯

マインドスキル特命課では、新しく会社に入った人を対象として「仕事のトラブルやメンタルブレイクを防ぐ『マインドスキル』を習得」する活動をおこなっていました。
マインドスキルとしては、例えば以下のものがあります。

  • ● 見積マインド
  • ● 伝え方マインド
  • ● 段取りマインド

しかしながら、トラブルやメンタルブレイクが目に見えて減りはしませんでした

これらのマインドは、確かに「仕事のトラブル」や「メンタルブレイク」に効果はありそうなのですが、そもそも「即効性がない」のではないかという結論に至りました。

そこで、より即効性のある施策として 新人のオンボーディングを重点的に支援する「オンボーディング特命課」が立ち上がったという次第です。

目的

オンボーディング特命課の目的は、主に以下2点です。

  1. メンタルブレイクを防ぐ
  2. 仕事を無難に回せるようにする
取り組み

先輩の「仕事の流儀」をインタビューする

まず、特命課にジョインした新人が 自分の先輩が仕事にどう取り組んでいるか?をインタビューするところから始まりました。
これにより、自分の仕事の進め方の問題点や改善点を見つけるきっかけを作り、仕事を回せるようになることを狙っています。
また、「全くやり方を知らない、未知の仕事」にぶつかってメンタルダウンしてしまうことを減らす効果も狙っています。

外部リソースを頼って仕事を効率化する練習

「自分1人で何とかしよう」とするのではなく、使えるリソースを使って仕事をしていくスキル習得をおこないました。
弊社の開発アシスタントに業務効率化ツールの作成を依頼し、その試用・フィードバック・ブラッシュアップをしていきます。

これにより、仕事の効率化や「自分の依頼したいことは何か」について言語化し、アウトプットする練習にもなります。

主体的に聞く・考える・アドバイスするための役割分担

特命課活動にアサインされている3名は、以下のように役割を分担しています。

  • ● 話し手
  • ● 聞き手
  • ● 書き手

話し手の人が「自分の状態や今の困りごと」について話し、聞き手が 話に対するリアクション・アドバイスをおこないます。書き手は議事録をまとめます。
この役割を、3名が交代で実施していきます。

これにより、

  • ● 実際の仕事でも「議事録をうまくまとめられる」ようになる
    •  - 議事録を取ることは 新人さんの仕事であることが多い
  • ● リーダー役がいないことで、聞き手が主体的に考え、発言するようになる

といった効果を狙っています。

参加者の声

Aさん
  • ● 「参加者が、お互いの仕事上の悩みやハマりどころを知ることができて良かった」
  • ● 「とくに案件や人が変わるとそれぞれの視点からして違うところが面白かった」
Bさん
  • ● 「コードを積極的に人に見せるように提案されてから、コードをDiscord で共有して話すようになった。進捗の出ない日が減った

いかがでしたでしょうか。

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