今日は、来栖川電算の開発アシスタントについて紹介します。

開発アシスタントとは

会社の中で見つかった問題点を解決する職種です。

開発チームや研究チームが「こういうものが欲しいなぁ」「もっとこうした方が会社にとって嬉しいよね」と感じたことを吸い上げて、解決していきます。
会社の中で挙がる問題や要望としては、例えば以下のようなものがあります。

annofab-cliのドキュメントページを作成して欲しい」

AnnoFabは、来栖川電算が作成しているアノテーションツールです。
AnnoFabのAPIをCLI(Command Line Interface)から操作できるツールがannofab-cliです。繁忙期などで忙しい時期になると、ドキュメントの整備がなかなか追いつかないことあります。
この問題について解決して欲しいとの要望がありました。

「C++で、OpenCVを使って、画像を中間として出力せずに、いきなりmp4動画を出力する方法が知りたい」

お客様案件のお手伝いとして依頼されたものです。
パラパラ漫画のように連続した画像データから、実際に動画化されたデータの出力を行う方法の調査を依頼されました。

「AnnoFab のIssue で、未解決のものの解決を手伝ってほしい」

開発案件のお手伝いとして依頼されたものです。
日々開発業務を行なっていると、優先順位や時間の都合で見過ごされるIssueが発生することがあります。
この問題について、解決を依頼されました。

「勤怠実績の可視化ツールを作成して欲しい」

社内の総務・庶務から依頼されたものです。
勤怠管理を可視化し、個人やチームの勤怠状況を効率化に把握するため、各従業員の勤怠実績をグラフなどで視覚化するツール作成が依頼されました。

仕事の成果

【勤怠実績の可視化ツール】

勤怠実績をRedashに蓄積し、集計クエリを叩けるツールを作成しました。
動作環境はDocker化されているので、Dockerが動く環境ならどんなホストでもツールを動作させられます。

【点群ビューア】

お客様案件のお手伝いとして、PointCloudData(pcd)形式のデータを表示し、インタラクティブに視点を変えられるツールを作成しています。

【深層学習アクセラレータの評価】

お客様案件のお手伝いとして、Qualcomm社製のエッジAIチップセットを評価しました。
評価内容としては以下2点を実施しました。

  1. チップセットの性能評価
  2. 開発環境の構築&ドキュメント整備

依頼した方が驚くくらいのハイペースで成果を出すことが出来ました。

こんなこともやってます!

開発アシスタントがさらに活躍できる・存在感をアピールするために、開発アシスタント自らが仕事を取りに行く動きが始まっています。
2021年3月26日の金曜日には、バータイムで「開発アシスタントの仕事募集!」という発表を行なっていました。
「どういう仕事がしたいか」「どういう仕事があるのか・発生しそうか」という点で、活発に議論がなされていました。

 

来栖川電算ではソフトウェア開発で社会に貢献したい仲間を募集しています。
興味を持って頂けた方は 採用ページ をご覧ください。