今日は、社内のSlack運用の1つ「技術・趣味系チャンネル」について紹介します。
社内のSlack運用 -従業員のインプット・アウトプット強化の仕組み-
弊社のSlack運用は、開発プロジェクトや案件ごとにチャンネルを作って、そこに関係者を入れて運用しています。
それらとは別に、チャンネル名の先頭に tech_ や club_ がついたチャンネルをいくつも作って公開しています。
これらは、プロジェクトや案件とは別に作成した情報共有・質問・雑談・議論用のチャンネルです。
どんなチャンネルがあるの?
※全部挙げていくとキリがないので、アクティブに発言されている所を中心に…
tech_* : 技術系の情報共有や質問・議論など
プログラミング言語に関するチャンネル:
- ● tech_golang
- ● tech_scala
- ● tech_js_ts
- ● tech_python
- ● tech_haskell
- ● tech_swift
仕事でよく使う技術・環境 に関するチャンネル:
- ● tech_container
- ● tech_git
- ● tech_editor
- ● tech_linux
- ● tech_slack
- ● tech_linux
- ● tech_windows
上記より少し範囲が広いチャンネル:
- ● tech: 技術系全般。技術に関係することなら概ねOK
- ● tech_ai: AI(人工知能)技術全般
- ● tech_cloud: AWS、Azure、などのクラウド系サービス全般
- ● tech_container: Docker、Singularity、などのコンテナ仮想化技術全般
- ● tech_security: 世界のサイバー攻撃や脆弱性情報など
post数のランキングで見ると、以下の順位になっていました:
- tech チャンネル
- tech_scala チャンネル
- tech_ai チャンネル
気になった技術を気軽に投稿できたり、日頃、仕事で使う言語や技術に関する投稿のあるチャンネルが活発なようです。
club_* : 趣味や嗜好に関すること
- ● club: 趣味・趣向・など。技術系の話も飛び交うことが多いようです
- ● club_coffee_and_tea: その名の通りコーヒーやお茶に関するチャンネル。「コーヒーいれますよ」の告知もここで。
- ● club_bgm: 作業用BGMや好きな音楽について
- ● club_food: 美味しいお店や食の健康など
- ● club_lifehack: 時短のためのオススメ商品や洗濯テク、人生設計に関する質問なども
- ● cub_youtube
- ● club_ガジェット_gadget: スマートウォッチやオススメのヘッドセットなどなど
- ● club_ゲーム_game: 最近やったゲームやゲーム業界のニュースなど
- ● club_健康_health: 健康の維持管理全般
- ● club_漫画_comic
- ● club_哲学_思索_論理_philosophy_logic: 論理的思考、哲学、など
post数のランキングで見ると、以下の順位になっていました:
- club チャンネル
- club_ガジェット_gadget チャンネル
- club_ゲーム_game チャンネル
ラフに色んなことを投稿できる club チャンネルが一位でした。その他、スマートウォッチやPC・マウス・キーボードなどの情報がある club_ガジェット_gadget や、オススメゲームなどの情報がある club_ゲーム_game など、弊社のエンジニアの志向が色濃く出ているように思います。
どんな雰囲気なの?
コロナ禍で急遽フルリモートに移行するときも、tech_remote で「Discordをどう運用したら良いかな?」について、活発に意見交換が行われました。
いつ・誰が入れるの?
基本的に、以下の人が会社に雇用された時点で 全てのtech_* / club_* 系チャンネルに入ります。試用期間の人も対象です。
- ● 研究開発系アルバイト
- ● 開発アシスタント
- ● 研究アシスタント
- ● 正社員
また、来栖川には「来栖川電算関係者Slack」という、別のSlackスペースもあります。これは、来栖川を退職した人や関係者のうち希望者を順次入れているスペースです。
tech_* / club_* 系のチャンネルは、この「来栖川電算関係者Slack」にも共有しているので、来栖川電算を退職した人でも、希望者には「来栖川電算関係者Slack」に入ってもらい、tech_* / club_* 系チャンネルを引き続き使用してもらうことができます。
使ってみてどう?
社内の人に聞いてみました。
「特定の技術や言語などに興味を惹かれ、色々自分でやってみるキッカケになっています。
例えば、Go言語で yaegi という「GoのインタプリタをGoのアプリに組み込む」ライブラリを tech_golang で知り、自分で趣味で書いていたGoogleカレンダーのCLIに組み込みました。
今はその趣味が発展して、弊社Slackの「会議室予約」ルームへの通知に使っています。」
「tech、club チャンネルを見ていれば、トレンドの技術や役に立つ TIPS が流れてきます。それだけでもすごく勉強になります。KCI でバイトしてよかったと思うことのひとつです。」