昨年11月、ワーケーションのお試しとして、数名が沖縄県 北谷に滞在しました。今回はそのレポートをお送りします。

そもそもワーケーションとは

ワーケーション(Workation)は、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語で、仕事をしながら休暇を楽しむ働き方を指します。
オフィスワークやテレワークとは異なり、リゾート地や自然豊かな場所など、伝統的なビジネス環境外で仕事を行うことが特徴です。ワーケーションの目的は、環境の変化を通じて創造性や生産性を高め、ワークライフバランスを改善することにあります。

このワーケーションを弊社でもやってみようということで、北谷に宿を取り 実施してみました。

北谷ってどういう場所?

沖縄県本島の中部に位置するリゾートタウンです。

中日ドラゴンズのキャンプ地としても使われています。

( 出典: https://www.travelwith.jp/area/okinawa/topics/post-13445/ より )

アメリカンビレッジ。北谷のグルメ・ショッピングなどで有名なスポットです ( 画像出典: https://www.travelwith.jp/area/okinawa/topics/post-13445/ )

今回、ワーケーションの宿として 戸建てタイプのコンドミニアムを選択しました。
コンドミニアム パレスリゾート北谷 です。

( 画像出典: https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/170554/170554.html )

1日のスケジュール

仕事をしながら休暇を楽しむ というものなので、「仕事する」ことが必要です。
とった宿でみんなで顔を合わせて働く時間も設けました。

ある参加者のスケジュールはこんな感じでした。

7:00 起床・朝食
散歩
9:00 仕事開始
12:00 昼休み
13:00 コアタイム開始
( ワーケーションのみんなで顔を合わせて仕事 )
15:00 コアタイム終了
18:00 退勤
19:00 夕食
23:00 就寝

かなり規則正しいスケジュールです。
今回のワーケーションは複数人で実施し、みんなで顔を合わせて働く時間( コアタイム )も設けているため、それに合わせてスケジュールを組んだ一例です。

参加者の声

  • ● いつもより作業に集中できた
  • ● 「夜寝て、朝起きる」健康的なスケジュールを獲得した
  • ● 健康的な食生活を獲得した
  • ● 思い返すと「ここがあまり良くなかった」というのはない

スケジュールのおかげで規則正しい生活を得たことが、かなり良い結果をもたらしたようです。

ちなみにこの生活リズムを得るに至ったポイントの1つは、「不便な場所なので色々と買い物に歩く→疲れで夜寝れる」というところにあったとのことでした。

ワーケーションの企画・運営でやったほうがよいこと

参加者や候補地などの募集は「早めに・みんなで」やると吉

今回は第1回ということもあってか「ワーケーションってなんだろう」「ちょっと様子を見たい」という方もいらっしゃったようでした。
というわけで、ワーケーションはこういうものですよ・こういうところに行こうと思っていますよ という告知や募集を早めから継続的に行なっておくことで、「なんか面白そうなことやろうとしてるな」という注目を少しずつ集めることができます。
いきなり「ワーケーションやります!行き先はここ!」と告知すると、それはそれでインパクトはありますが、回が浅い場合はあまり良い反応を得られないようです。

また、開催地の募集も早くから できればみんなでワイワイ話し合う感じに募集できると「なんか面白そうなことやろうとしてるな」に拍車をかけられます。

コアタイムを設けるなら、同じ仕事をしている人がメンバにいるとよい

今回の弊社のように、戸建てタイプの宿舎を借りて「みんなで一箇所に集まって仕事をする」機会を設ける場合、同じ仕事をしている人がメンバにいないと「結局 DiscordやSlackでリモートのメンバに聞く」ことになります。
せっかく一箇所に集まれる機会なので、同じ仕事をしているメンバを置いて「すぐ聞ける」状態にしておくと仕事のクオリティに大きく寄与します。

ついでに観光!なら、交通の便が( ある程度 )良いところを

ある程度公共交通機関やタクシーの便が良くないと、ワーケーションのついでにちょっと観光…がやりづらいようです。
候補地選びの観点の1つに入れておきましょう。

ネット回線の品質をできれば調べておく

ワーケーション施設のネット回線品質があまり良くないと、リモート会議や他の作業( 例えば docker build 時など )に差し障ります。
できれば事前に調べて、これも候補地選びの観点の1つに入れておきましょう。

 

今後も継続しての実施を検討しているので、動きがあればまたお伝えします。

 


 

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