今回は、弊社従業員が参加した「Google Summer of Code 2021」について、参加体験記をお知らせ致します。

Google Summer of Code とは

Googleが開催している、フリーソフト・オープンソースソフトへの課題チャレンジ制度です。
参加資格は 18歳以上の学生です。

 Googleフリーソフトウェアオープンソースのプロジェクトを指定し、その夏の間に課題をクリアした数百人の学生に賞金を支払う制度である。参加資格は18歳以上の学生で、これを補完する無制限部門 Google Highly Open Participation Contest(英語)は18歳未満を対象に含める。

( 出典: wikipedia )

弊社で 開発アシスタントとして働いている学生さんがGoogle Summer of Code 2021 に参加しました。

参加体験記

参加方法
  1. 参加したいOSSプロジェクトを選ぶ
  2. どんな貢献をしたいのか、Proposalにまとめる
    1. これが一番大変でした 
    2. 2021/Marから行動を開始
    3. 同時並行で小さいパッチを作成
  3. Proposalを提出
  4. Proposalが採択されると、晴れて参加できる
どうだったか ( 生の声 )
「参加したOSSプロジェクトは LLVM です」

正式名称は ” The LLVM Compiler Infrastructure” です。
LLVMは 任意のプログラミング言語に対応可能なコンパイラ基盤です。
自分にとって憧れのOSSだったので志望しました。

「Proposalのまとめに2ヶ月くらいかかって大変でした」

貢献したいポイントについて英語でまとめて提出が必要です。
メンターの人と相談したり、いくつもメールを出したりと やることが多いです。
同時並行で小さなパッチを作成し、「自分はこれくらいできますよ」というPRもしていました。

特に、英語でのテキストコミュニケーション能力を身に着けておかないと より一層大変さが増すと思います。

「デカいプロジェクトは、全部のソースを読もうとすると時間が足りない」

これを 言葉だけでなく、自分で実感できました。
自分が担当する箇所のみを理解するよう努めていました。

 


 

いかがでしたでしょうか。
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