今日は、来栖川電算の研修制度について、研修内容研修生に求められることをご紹介します。

【研修制度について】

「誰が受けるの?」

来栖川電算の研修は、開発研究アルバイトの方が実務プロジェクトに配属される前に実施します。
目的は、実務プロジェクトに必要な基礎知識・技術の習得 です。

「何をするの?」

研修は、以下2つを段階的に実施します。

  1. 業務とは切り離した言語・開発業務研修
  2. 配属先に応じた配属研修
言語・開発業務研修

言語・開発業務研修では、Scala言語を用いたプログラムの実装と仕事の基礎的なワークフローを習得します。
プログラムの実装は、基本的なデータ構造や実践的なアプリ開発などに取り組んでもらいます。
習得して欲しいワークフローは、githubを用いたバージョン管理やプルリクエストの対応、コーディング規約の遵守などがあります。

配属研修

配属先に応じた研修では、配属が「開発職」か「研究職」かによって実施内容が異なります。

  •  ●開発職:Scala言語を用いた、より実践的なサービスの開発
  •  ●研究職:Pythonを用いた、機械学習の基礎的な知識や技術の習得

研修で求められることは、上に書いたようなことだけではありません。
来栖川電算で仕事をする上で求められる基本的姿勢や働き方についても習得してもらいたいと考えています。

【仕事で求められることについて】

目的意識と自律的行動

来栖川電算の社風は比較的自由であるため、その分だけ「自分から動く」ことが求められます。
来栖川電算では、何のために仕事をやるのか」「仕事が終わった後にどうなっていると良いのか」という目的意識と、「目的達成のためにどうすればよいか」を自ら考え、周りに提案・合意しながら動いていける自律的行動の姿勢を求めています。
研修を通じて、これら2つの考え方や動き方を習得してもらいたいと考えています。
しかし、これらを自分1人ですべて達成するのは大変困難です。自分から動いて、周りに提案・合意を得て 、仕事の目的を達成してほしいと考えています。

ここで、研修中に発生した「どうしよう?」な場面での対応をいくつかご紹介します。

例1:「研修の目的がわからない、どうしよう?」

研修チームに聞きましょう。このとき、「自分はこう考えたのですが合っていますか?」と相手が答えやすくなるような質問の仕方をすることで、より効率的に認識の合意を得ることができます。

例2:「研修のレビューが終わらないから自分の仕事が進められない、どうしよう?」

レビュー依頼の仕方を工夫しましょう。例えば、以下のようなフローが考えられます。

  1. 自分の仕事時間が終わりかけの時点でレビュー依頼
  2. (研修受講者の終業後に研修チームがレビュー→コメント)
  3. 次に仕事を開始した時にはコメントが付いているので、まずそこの対応から仕事を再開できます

こういった仕事の段取りスケジューリングも仕事を進めていく上で重要なテクニックです。

例3:「研修の締切に間に合わない、どうしよう?」

前提として、仕事が間に合わないことで「人」が責められることはありません。来栖川電算では「では、どうしたいのか」「次にどうすると改善できるのか」に着目して動くことが求められています。

このような場合、以下のような情報を添えて 「締め切りを延ばして欲しい」旨を研修チームに伝え、合意を得ることが求められるでしょう。

  • ●なぜ間に合わないか
  • ●いつ頃までなら間に合うか
  • ●今後、遅延を防ぐためにどうするか

繰り返しになりますが、何かミスや失敗をした時に「人」が責められることはありません。もし、「これは自分が責められているようにしか聞こえない…」というような言い方をされた場合は遠慮なく申し出ましょう。

     

     

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